セルフコンプリメントの事例です。2007年7月のブログから引用しています。
ある取引先で若手の課長さん(Aさん)が当社の新担当になりました。
Aさんは他県から東京へ異動してきて、新しい組織で課長に就任しました。そこで若手にモチベーションが足りないと気づいたそうです。
若手達にモチベーションを与えるために「彼が実行して成功した内容」を題材に「セルフコンプリメント」をしています。
相手が「自分にとって重要で、うまくいったと思っていること」を題材にセルフコンプリメントすることは、下記に繋がります。
●相手へのエンパワメントになり成果行動を起こしやすくする。
●相手が気づかなかったリソースに気づける。
●質問する方とされる方、双方の信頼関係を深める。
●相手がどうやって成功できたかを直接聞くとことで、質問した人が自分の※コンピテンシーを向上させる。
※コンピテンシーに関してはこの著書が参考になります。とても役立つ内容になっています。
「会社を変える社員はどこにいるのか」ダイヤモンド社 川上真史著
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<ポイント>
「彼が実行して成功した内容」:下線①
「セルフコンプリメント」:下線②
昨日まで大阪出張にでていました。ある取引先の方(Aさん)と一緒でした。夜、焼肉でも食ってホテルに戻りましょうってことになって鶴橋の焼肉やへ行きました。そこでソリューションインタビューをしました。
Aさんは2年ほど前に東京へ赴任してきました。役職は課長です。彼が配属した部は若手のモチベーションがかなり下がっていました。得意先である当社からも「御社の若手は力なさすぎる。もっとベテランを入れろ!」とクレームが多いことも知りました。
「どうして若手はモチベーションが下がっているんだろう?」と数ヶ月間観察していると、そのときの部長が担当の仕事までしてしまう。しかも一番客先とコミュニケーションが必要とされ、後工程の意味合いが創出される企画段階の仕事だけ部長がやっていた。
だから若手は使いっぱしり状態だったそうです。作業しかしてない。たまに客先に行くと「おい、見当はずれなこと言うな!」みたいに怒られる。「これじゃ、客先からのニーズを直接聞いて、自分の仕事をどうしたらいいか考える機会なんてないな。モチベーションもあがるはずがない」と彼は考えたそうです。
そして、彼は2つのやり方を検討しました。
1.部長を変える
2.部下を変える
自分がやり易いのは2なので、ここから取り掛かったそうです。
まずは客先である当社の工場へ毎月一度は訪問して共有会議をすることを決めました。やり始めのころの若手の様子は「いままで必要なかったのに、なぜ急にやらなきゃいけないのか」という態度だったそうです。
しかし、客先へ足を運び、客先とコミュニケーションを重ねるうちに、部下は自分の仕事を自ら創ってこなすようになったそうです。モチベーションも向上しました。←①
この話を聞いて私は質問しました。
私:「Aさん、すごいね!確かに部下の人たちはすごく変わったなって感じますよ。でもさ、部下だっていままでしてないことを急にやれって言われたらやっぱり抵抗あるじゃないですか。それをどうやってやらせたんですか?←②」
Aさん:「・・・・なかば強引ですかね(笑)。説明しようがないでしょ。客先にいってコミュニケーションすれば、自ずと自分のやることが見えてくると信じてるし。それとですね、部下達は結構賢いんですよ。あいつら賢いから客先としっかりコミュニケーションとったら自分が何しなきゃいけないかなんて分かるんですよ。・・・・でもね、やっぱりやったことないことをやらせるわけですから、最初は私が着いていってこうやるんだよって見せました。いきなり放りだされても、路頭に迷いますからね。それはやりましたよ。」
他にもいろいろ聞いたんですが、ちょっと書ききれません(笑)。すごいな~Aさん。「会う人皆師匠」って言いますけど、SFAはそれを具体的に学べる形に落としてくれます。
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